待ちに待った散歩デビューで困っていませんか。無駄吠え、威嚇、飛びつきなどの行為は「恐怖心・警戒心」の表れです。
まず初めに「恐怖心・警戒心」を解いてあげる必要があります。性格の影響もありますが社会性を通じて心配ないことを教えます。問題行動が良くなったら必ずその場で褒めることです。
そして実は挨拶するのに犬同士のルールがありますので、そのルールを犬が知らないと喧嘩になったりします。
挨拶のしかたを覚えると落ち着いた行動になりますので、この記事では基本を具体的に書いておりますので、飼い主の方も是非理解して挨拶の上手な犬に育てましょう。
目次
初対面での挨拶
- 相手の犬の飼い主に挨拶しても大丈夫かどうか聞いてから近づけましょう。(吠える、噛む、威嚇などの確認)
- 散歩中、初対面の犬と挨拶するときは犬の「ルール」があります。
- 相手犬のお尻の匂いを嗅ぎます。このとき相手犬が拒否するときは挨拶を交わす意思がないことになります。このときはお互いの犬同士を引き離します。
- その反対にお互いに挨拶を交わす意思があるときはお尻の匂いを嗅いだ後、お互いに口を近づけます。これは双方とも警戒心がなく攻撃しないことの意思表示になります。
社会に慣れさせる必要性
- 社会化出来ていないと相手の犬と喧嘩になるときもありますから飼い主はリードを短く持っていつでも引き離せる状態にすることです。
- 相手の犬と挨拶を交わす前から、どちらかの犬が「威嚇したり」「吠えたり」「興奮している」ときの挨拶はやめましょう。
- 生後半年間でさまざまな体験をさせると「警戒心・恐怖心」を取り除くことができて喧嘩になることも少なくなり、挨拶に限らずしつけもしやすく覚えも早くなります。
- 飼い主の犬が社会化出来ても、相手の犬の社会化できてなければ同様に喧嘩にもなるときもあります。
- 社会性を身につけないまま成長すると、問題行動起こすことになります。
ドックランでの社会化
- 飼い主の犬が社会化できていないときは、ドックランを活用する方法もあります。多くの犬と挨拶することにより、犬同士のルールを学び社会性を身につけますので、散歩中に出会う他の犬との挨拶も上手くなります。
- 注意点としてリードを短く持って他の犬と挨拶をして問題がなければリードを離します。但し、犬の監視は必要で「どこにいて」「何をしているか」は要チェックです。
犬同士の挨拶
お互いの犬の距離がある場合は冷静でも、近づけたら急に「吠えたり」「威嚇したり」「飛びつき」などの行為をするときがあります(縄張り意識があるためです)
近づけるときもリード短めに持って挨拶する。どちらかの犬が「吠えたり」「威嚇したり」「飛びつき」などの興奮状態のときは引き離してその場所から離れましょう。
まとめ
生後3ヶ月までは親、兄弟と暮らすことが子犬の発育において大切であると言われております。理由としては親、兄弟との関係性「甘噛み」「力関係」などを学ぶことになるからです。
現実は早ければ2ヶ月で親元から離されて、「甘噛み」「力関係」を学ぶことなく、新しい飼い主との生活になり、「甘噛み」の力加減もわからないため強く噛んだりして、飼い主をけがさせることもあります。
子犬を迎入れてからは、生後半年ころまでしつけをしっかりすることで、問題行動を改善できますので適切な方法で何度も繰り返し教えましょう。
遅くても1歳までしつけができていないと飼い主にとって辛くなりますので頑張りましょう。