無駄吠えに絞って、多いと思われる状況別に対処法をまとめました。「呼び鈴で吠える」「食事の催促で吠える」「帰宅したら吠える」「掃除機の音で吠える」「散歩中の無駄吠え」など。
犬の特性を理解して対処することで無駄吠え・威嚇・飛びつきなどがなくなります。
正しいしつけ方を諦めずに何度も繰り返すことでコーギーは学びます。
コーギーはしつけが難しいと言われますが、実は反対で賢いので適切に教えると確実に理解して楽しい生活ができますので、基本を理解して頑張って教えましょう。
無駄吠えの問題
- 夜中、早朝など無駄吠え。
- 散歩での他の犬への無駄吠え、威嚇、飛びつき。
- 来客・宅急便に無駄吠え。
- 留守中の無駄吠え。
- 無駄吠えで近隣から苦情。
社会化で無駄吠えを防げる
子犬のときは小さいのでかわいがり、甘やかして、しつけが二の次になりやすいです。また、「社会化」を十分にさせないことで成犬になっても無駄吠えはします。問題の多くは「恐怖心」「警戒心」から無駄吠えになっています。このことを理解し、子犬のときから「社会化」「しつけ」をすることで無駄吠えのない愛犬にしましょう。
- 基本として怖くないこと、警戒しなくていいことを教えることです。
- ワクチン3回目接種までしていないときは「抱っこ」して外の環境に慣れさせる。
- 散歩時間をランダムにして散歩ルートも変える(変化を体験させる)
- 他人、他の犬との関わりを持たせる。
- 自転車、自動車、電車、公園、道路などの環境に慣れさせる。
- キャリーバッグに入れてドックラン、公園などに移動する。
キャリーバックに慣れさせることも大切です(災害時の避難など想定)
僕も愛犬コーギーと散歩していると小型犬、中型犬の無駄吠えが多い感じます
呼び鈴で吠えるとき
子犬を迎入れてから「マテ」「トイレ」「ハウス」などと同じで、すぐにするトレーニングです。
無駄吠えする理由として突然の音に対して「恐怖心」「警戒心」で吠えますので怖くないことを教える必要があります。
- 家族の人が外の呼び鈴を鳴らしたらすぐに(吠える前)大丈夫と声をかける(コーギーを側に置いて)また呼び鈴を鳴らした後すぐに少しの餌をあげて気をそらします。
- 吠えなくなってきたら餌をあげる間隔をあける。或いは呼び鈴が鳴ったらすぐにコーギーに声かけて引っ張りの遊びを誘い気をそらすこと。
- つまり呼び鈴が鳴っても怖くないことを餌を与えて教える方法です。そして吠える前に気をそらす、吠える以外に注目させることで無駄吠えはなくなります。性格にもよりますが繰り返しすることで覚えられます。この方法は成犬でも活用できますので実践してみてください。ただし、成犬は子犬の3倍時間がかかると言われております。
帰宅時、無駄吠えするからといって餌を与えると、毎回吠えることで餌をもらえることを覚えます。(コーギーが勘違いしますのでやめましょう)
食事催促の無駄吠えは無視
散歩催促と基本的に同じで、決まった時間になると無駄吠えをして食事催促する。
食事時間をランダムにして与える。
知育玩具を活用して食事をさせる(おもちゃの中に餌を入れるタイプ)
さまざまな指示命令に対して、できたらあげる(1日分の餌の量)
犬の一番のストレスは退屈なことです。おもちゃを与えてストレス解消の方法もあり単純玩具、知育玩具の2種類があります。
単純玩具は人間の1歳程度の知能で作られています。
知育玩具は人間の3歳程度の知能で作られています。留守番、来客のときに使うと効果的です(サークル、ハウスの中で)
帰宅後したら無駄吠え、興奮も無視
コーギーが留守番をしていると飼い主の帰宅で興奮します。このときは次のことはしない。
- すぐにハウスから出さない(興奮状態で)
- 帰宅直後に餌を与えない。
- 帰宅後すぐに散歩に行かない。
コーギーの興奮が収まるまでは無視して収まってから上記のことをする。
掃除機への無駄吠え
掃除機を使うと吠えたり、追いかけたり、逃げたりは狩猟本能の表れです。
- 掃除機が怖くない物と理解させることです。
- 結論は電源をOFFにして掃除機を出して怖くないことを自覚させる。
- 電源をONにして掃除機を出して放置して危なくないことを覚えさせる。
- 掃除機の側で少しの餌を与える。
慣れてくると吠えたり、追いかけたり、逃げたりしなくなります(^_^)
わざと掃除機の吸引口をコーギーに近づけない
散歩中の無駄吠え
生後半年の間に社会化ができていないケースに多いと言われております。
他の犬を見たら吠えたり、威嚇したり、飛びつきしたりするのは「恐怖心」「警戒心」が理由です。
この対処はいろいろな方法がありトレーナー(コーギーの性格)により異なります。
僕はリードを短く持って飼い主の側で歩かせます。
他の犬を無視させるように引き連れていく。
無駄吠えなくできたら(他の犬が見えなくなったら)「マテ」「ヨシ」「いい子」などと言いながら撫でてやる。
他の犬を見て無駄吠え、威嚇、飛びつき行為したら他の犬が見えなくなった時点で飼い主はしゃがんでリードを短く持ってコーギーの目を見てダメを真剣に教える。
何回もすると少しずつ覚えますのでその時もリードを短く持ってコーギーの目を見て褒めます「いい子」「デキタ」など。
叱ることと、褒めることの区別をハッキリさせることがポイントです。
無駄吠え、威嚇、飛びつきがしそうなときは、する前にリードを短く持ってしゃがんでコーギーの顔を飼い主に向かせて「ダメ」と真剣に何度も言う。
他の犬が去ったら「いい子」と何度も言う。
いずれも無駄吠え、威嚇、飛びつきなどなくできた場合は餌をあげることも。
吠える理由として運動不足(散歩・遊び)も考えられますよ!
ストレスを発散させましょう
まとめ
吠えるタイミングを観察して知ることが重要です。
タイミングがわかりましたら吠える前に気をそらす。声をかける、少しの餌をあげる、遊ぶなど。
無駄吠えに対しての要求に応じない、基本無視で知らんふりすることです(コーギーの顔を見ない)
飼い主の都合で「散歩」「食事」などをさせることです。
日常の生活の中では飼い主の指示に従うようにしつけを徹底的に教え込むことです。
それにはコーギーは「自分の要求を吠えることでする」を理解してください。
例えば、いつもの時間に餌がないと吠えてゴハンを要求します。完全無視してください。飼い主の都合で餌をあげるようにすることで、餌を待っていれば必ずもらえると、思ってもらうことが重要なのです。実はこれが信頼関係につながります。
そうすることで主従関係ができてコーギーとの楽しい生活ができます(^_^)
今までの記事を読んでも無駄吠えが直らず困っている方は、コーギーの首に装着する器具をご紹介します。
乾電池式の首輪を装着して吠えたら、リモコンのスイッチ押すと、「音」「振動」「電気」でコーギーに刺激を与え、吠えることをやめさせる器具です(つまり吠えたら不快感を与えて吠えるのをやめさせる)
以前からあった商品ですがニューモデルとして発売した商品です。吠えたり、甘噛みがなくなれば気が楽になりますよね。特に集合住宅で飼っていると近所迷惑にも。吠える、甘噛み、マテなどに簡単操作で活用でき困った時には頼りになる一品です。チワワ、トイプードルなどの小型犬からコーギー、柴犬中型犬、秋田犬の大型犬まで装着できて子どもからお年寄りまで使えます。飼い主のストレス解消にお役に立てる商品ですので検討する価値ありますよ(防水、防塵)