コーギーから見たとき、そばにいても安心できる飼い主であること。しつけで善し悪しを遊びながら教える、そして散歩にも連れて行ってもらえるなど、コーギーに信頼されるための行動をまとめてみました。
まず、生後半年までにしつけを教える大切な時期ですのでしっかり覚えてもらうことです。飼い主の方がしつけを正しく理解して適時教えると、コーギーは確実に理解してとても従順な愛犬になります。
そして、しつけを通じて主従関係ができて、コーギーが飼い主を信頼し落ち着いた行動になります。もしも成犬になってしつけができていなくても、時間はかかりますがしつけは出来ますよ。
しつけをすることはコーギーと関わることになりますので、正しいしつけでコーギーから好かれるチャンスです。
信頼されている行動パターン
- 自分のそばに寄ってくる。
- 飼い主がしゃがんだとき足下に背中を向けて横たわる(飼い主に背を向けることは信頼している証拠です)
- コーギーが足下にいた時またげますか(コーギーが動かない状態)
- コーギーが横になって休んでいるときにまたいでも動かない。
※赤ちゃんの時(室内飼い)横たわって休んでいるとき、飼い主がまたいで歩いて踏まれないことを覚えさせる。 - 飼い主の表情を読み取り指示に従う(コーギーが主になると飼い主の言うことは聞きません。飼い主が下になりますので)
- 嫌なことをする人には基本近づきません(人間と同じですね)
- 休んでいるときにお腹を見せる(へそ天/超リラックス状態)
- 飼い主に背中、おしりを向けて休む。
- 飼い主の顔をよく見る(休んでいるとき、散歩しているとき)
- 噛まれない。
- 唸らない。
- 無駄吠えをしない。
- コーギーのどこを触っても嫌がらない(子犬の時から遊びを通して全体を触ります)
- いたずらをしてくる(遊びを誘う)
- コーギーのおもちゃを持ってくる(遊んで欲しいため)
- 命令を受け入れる 「マテ」「ヨシ」「スワレ」など。
口は言わないけれど表情・態度でわかります(^_^)
チャーリーは100%安心して暮らしています(^▽^)
信頼されるためにすること「生後半年」
- 生後4ヶ月まで散歩できないので抱っこして他の犬、公園、電車、自動車などを見せる(社会化)
- 子犬を迎入れてからすぐにしつけをする「トイレ」「マテ」「ヨシ」「オスワリ」など。
- 子犬の集中できる時間は5分位なのでその間に教える。数時間したらまた5分でしつけをする。
- いいことをしたらすぐに褒める、良くないことをしたらすぐに叱る(目を見て)
- 子犬を制止させるときはコーギーの首の上をつかみ上に引き上げる(前足が浮く)
- 寝ているとき、休んでいるとき、食事しているときなどは関わらない。
- 食事時間、遊び時間は飼い主の都合でする(決まった時間はNGです)
- 吠えたときは無視する。
- 子犬に意地悪な行為、危険な行為はしない。
- コーギーが飼い主の命令を聞かないときは飼い主側に問題があります(しつけが曖昧、甘えさせる、悪いことしても叱らないなどコーギーが主人になっている状態)
- しつけのしかたがわからなければ、しつけ方法を勉強して実践すればコーギーも変わります。
- 自分がコーギーだったらどういう飼い主を信頼するか?を考えればコーギーとの関わり方が見えてきます。
- 自分で一度、紙にどういう飼い主が好きか、反対にどうされたら嫌かも書いて(考えて)見ることです。
- 僕の場合の信頼する飼い主:食事(水)を与えてくれる、散歩してくれる、マッサージしてくれる、遊んでくれる、喜んでもらえる、おやつをくれる、そばにいても安心、寝てるとき、休んでいるときひとりにしてもらえる、いたずらされないなど(一例)
- 僕の場合の信頼しない飼い主:食事(水)をくれない、散歩にいかない、怒られる、静かにしているとき触られる、体罰、遊び時間がない、意地悪をされるなど(一例)
- その書いたことを実践しながら観察すると特徴が見えてきます。いいと思うことをすれば喜ぶことがわかります。これらを毎日することでコーギーは飼い主といることで安心だと思ってもらえます。
- 本来は子犬を迎えてからしつけを教えると一番覚えが早いです。我が家のコーギーは「こ~ら」とゆっくり言うと未だに怒られると思い体を小さくします(^_^)
- 遊び時間を作りしつけを何回も繰り返し教えることで覚えます。
散歩はしつけに一番効果的
悪いパターンは曖昧な接し方をするとコーギーは賢いので自分を優先します。
良いことはいいで悪いことは悪い(飼い主の基準)を、飼い主がはっきりした態度をとることが肝要で、中途半端が一番良くなく、飼い主にとっても飼いにくくなります(簡単に言いますと上下関係です)
つまりコーギーから見たときに良いことは何で(良いことをしたら褒められることを覚えさせる)、悪いことは何かを覚えさせること(悪いことしたら叱られることを覚えさせる)
例えば散歩中に他の犬と出会ったとき、相手の犬に立ち向かって行ったとき、或いは吠えたときに ?
〈
その場で止まり相手の犬が去ってから目線を合わせて本気でダメを教えることです(甘い声で教えても効果がありません)
〈
○○ちゃんだめよと優しく注意する(相手飼い主へのポーズ)
また別な日に散歩中に他の犬と出会ったとき100%出来なくても良くなっていたら?
〈
相手の犬が去ったらコーギーをストップさせて目線を合わせて良い子良い子と大げさに褒める
散歩してると他の犬に出会うことがありますので、これの繰り返しすることで相手の犬がいても立ち向かったり吠えたりは少なくなります。
何度も繰り返すとコーギーも学習し、レベルアップしますので飼い主もしつけが楽しくなります。誤解してほしくないのは正しく怖がるしつけをすることは、飼い主にとってもコーギーにとってもお互いにハッピーなことです。
厳しくするのはかわいそうとか、優しく甘やかすことは良いことではありません。結局飼い主にとって不都合なことになります。 よく見かけるのは犬の散歩しているのでなく、犬に散歩にさせられている人が多い。
かつてドックトレーナーの方とお話しする機会があり、飼い主は犬のしつけを依頼しに来るが本当は飼い主のしつけが一番大事。ただ商売なので露骨には言えないけど、と笑いながら言っていました。
- コーギーの行動観察しながら性格を知りましょう(ビビリ、甘えん坊、おっとり、短気、わがまま等) その性格に合った対応すると早く良い子になります。
- マテ、スワレ、ゴー、ストップ、トイレなど確実に覚えさせて楽しい散歩にしましょう。
- コーギーに信頼されると飼育が本当に楽しく楽で癒やされます。
まとめ
- 遊びながら主従関係をはっきりさせて、良いこと悪いこと繰り返して理解させることが重要です。
- 赤ちゃんの時は特にかわいいのですが、可愛がるだけですと後々問題行動を起こしますので、しつけはこの時期からしっかり教えることです。
- コーギーによく話しかけることも大切で、話したとき頭をかしげる動作をするときは理解しようとしています。
- 例えば、ゴハンと言った後に餌を出す(毎回繰り返すと理解します)
- しつけを念頭に置いて散歩して、しつけ通りできているときは何度でも褒めながら散歩をする。ときには立ち止まり目を見て褒める(携帯見ながらの散歩はしない)
- これまでの内容を真似て実行することで、コーギーから信頼を得て楽しい生活をすることができます。
- 是非、しつけを通して主従関係を構築してコーギーから信頼される飼い主になりましょう。
喜んで食べる食事・散歩に一緒に連れて行ってもらえる・遊んでもらえる(しつけ)