コーギーが餌を食べない理由として「体調不調/病気」「運動不足」「量が多い/お腹が減っていない」「餌自体が嫌い」「わがまま」「老化」などが考えられます。この記事は「わがまま」にフォーカスして、解決策を提供します。
コーギーを迎え入れてから生後半年頃から餌を食べなくなることがありますが人間でいう「反抗期」と言われております。
一般的には一時的なことですので慌てないでひと呼吸して対応しましょう。
餌の「最近の傾向」から「具体的な食べさせ方」など食事に関わることを解説しておりますので少しでもお悩みの解消にお役に立てれば嬉しく思います。
餌を食べないときの対処〈元気であることが前提〉
運動(散歩)を十分にさせる。
餌を与える時間、量を少なくして、決まった時間に与えないこと。
食べ残しは片付ける。
餌を全く食べないときは30分位で片付ける。
おやつは与えない(餌を食べないからおやつを与えるはNG) 缶詰、フード類は与えない
水はいつでも飲める状態にしておく)
丸1日断食させる(餌を食べなければ結果として断食になりますが/僕の経験:犬と飼い主の綱引きのような状況で元気であれば妥協しないことです。お腹がすけば少量でも食べますから(>.<)
食べない理由
わがまま–おやつやおいしいフードをあげることにより餌よりおいしいことを覚えた結果食べない。食べなければまた餌より気に入ったフードをもらえるため(学習しますよ)
ストレス-環境の変化により一時的に食欲低下するときもありますので理由を考えてみて改善できるのでしたら対処しましょう(例えば引っ越し、犬用ホテルに預けた、ケージの移動、多頭飼いにしたなど)
体調不良の理由
犬の状態を見て明らかにおかしいと思ったら動物病院で診察がベスト。僕は目安としているのは「水を飲まない/量が減っていない」「顔つき/元気ない」、「うんち(色、かたち、量、下痢)」「散歩に行きたがらない」反対に元気で水を飲んでうんちも変化がないときは、わがままと考えております。
我が家のコーギーも2日間餌を食べないときありましたが、元気で水は飲むし散歩も喜んでいましたので、体調も悪くなく単なるわがままでした(おやつをあげたいけど我慢してあげませんでした)
これから餌をどうするか?今までの餌を食べさせるのか、違う餌に変えて食べさせるかです。
次の章では餌の基本情報と最近の傾向についてご案内します。
餌の最近の傾向
どのドックフードを選ぶにしても日本国内で販売されているドックフードは法律により品質が保障されておりますので心配はいりません。価格の高いのは安全で安いのは危ないという訳ではありません。
一方で傾向としては「ヒューマングレード」の品質で「グレイン・フリー」のドックフードの種類が多くなっている状況にあります。
犬にも健康で長生きして欲しいということから「ヒューマングレード」「グレイン・フリー」のドックフードの重要が多くなっております。
ドックフードの主な原材料は肉類・魚介類・穀類など含まれておりますが近年は「ヒューマングレード」といいまして人間が食べることのできる品質の原材料を使用しているメーカーが多くなりました。一般的なドックフードは人間が食べない廃棄処分相当の部位(内蔵、骨など)を使用されておりその分価格も安くなっております。
穀物不使用「グレイン・フリー」の餌も多くなってきました。 ペットも家族という意識の高まりで食事にも配慮する飼い主も増えているため、メーカーもペットの健康を考慮した原材料を使用し高品質のドックフードが流通するようになっております。
犬は本来穀物の消化吸収が苦手な体質といわれておりグレイン・フリーのドックフードを与えることが理想です。
犬に絶対食べさせてはいけない物は?
ねぎ・玉ねぎ・にんにく(血尿、下痢、嘔吐など)
チョコレート(嘔吐、下痢、中毒症など)
ぶどう(中毒症、腎臓障害など)
他にもNG食品あります。
インストラクターの僕もおすすめです。
モグワンは「ヒューマングレード」「グレインフリー」で素材の安心安全で、そして食いつきがいいのです。
毎回大喜びで完食します。
体調もよく、毛つやもよく、便通も問題なしです。
これからも健康に注意して食べさせます。
幼犬期の餌
子犬の時期は成長が早いため高カロリー・高栄養食のドックフードを与えましょう。発育期により餌を切り替え推奨するドックフードメーカーもあり、また生涯同じ餌で推奨するメーカーもあります。
もし前者のメーカーの餌を与えるときは目安としては月齢10ヶ月~12ヶ月前後になります。成長が落ち着いてきた頃が大体1歳前後になります(犬種、個体差はありますが)あとは餌の入っている袋に記載されている給与量を参考にしてみてください。
但し、一度に切り替えると嘔吐や下痢、食べないなどのこともありますので今までの餌と新しい餌を少しずつ混ぜながら段階的に進めましょう。例えば1:9、数日おいて3:7とかです。ちなみに我が家のコーギーは食べませんでした。なので色々な観点から考えた結果、モグワンに100%変更しました。モグワンは銘柄変えることなく老犬期も食べられます。
注)前者のフードメーカーの切り替えとはメーカーが同じで成長段階で銘柄が変わることを意味しております。
(例:Aメーカーで子犬のときパピー、成犬アダルトなど)
産まれたときはブリーダーさんの与えていた餌を食べていますので同じ餌のメーカーで食べてもらえればそれはそれでいいと思います(粗悪な餌でない限り)
結局、飼い主の方の考え方次第で、価格が高くても犬の健康を考え高品質の餌で考えるか、一般的な餌で十分と考えるかによります。
成犬期の餌
成犬期は健康を維持するためにもその犬にあった食事が必要です。注意点としては犬の半数が肥満もしくは肥満予備軍と言われているそうです。おやつをあげたり、運動不足により肥満気味になり結果として病気になる可能性があります。老年期になると大変ですよ。
おやつをあげたら餌の量も減らさなければなりません。ここ重要です。そうしないとカロリーオーバーになります。言うまでもなくカロリーオーバーは飼い主の責任であり改善する必要があります。
次に運動不足ですがコーギーは運動量が多く必要で、体力は十分ありますので毎日1時間から2時間位の散歩、走りなどは必須ですよ。僕も雨降り以外は毎日早朝と午後とで2回、2時間(距離で約5km)連れ出します。このブログに写真を載せておりますが、腰のくびれもあり体重も約11kgでベストです。よく言われることとして、コーギーは肥満により特に腰への負担がかかりますので注意です。高齢犬になると寝たきりにもなる可能性もありますから、肥満は避けなければなりません。
「散歩は犬に限らず飼い主にもいい結果をもたらす」と新聞記事にありました。ご参考まで
老犬期の餌
餌の量は体調を見ながら与える必要があります。少量でも良質なタンパク質を摂取できるドックフードが必要と考えております。僕の考えは特に高齢犬はグレイン・フリーの餌を与えた方が消化不良を減らすことになると思っております。
また犬が高齢になると一般的に嘔吐の回数が多くなると言われておりますので観察することも大切です。特に嘔吐物から離れるときは体調不調ですので状況を見ながら動物病院での診察したほうがいいと思います。
そして嘔吐した後は数時間見守り状況みて水やり、餌やり(ふやかして)様子を見ましょう。或いは元気がなく嘔吐したり、下痢したときはすぐに動物病院に直行することで飼い主の心配がなくなるので安心ですよね(素人判断しても不安ですから)
嘔吐物、下痢のときの写真を撮って動物病院に行くといいですよ。
まとめ
- 運動(散歩/遊び)をしてお腹をすかせる。
- 良質の餌と新鮮な水を与える。
- 体調の観察をする。
幼犬期は成長期ですので「高カロリー・高栄養食」のドックフード適量を与える。
反抗期で食べないときもある(おやつ気をつけて!)
成犬期は肥満にしないため適量で良質の餌を与えて運動散歩をすることです。
顔つき、体型、元気、うんちなどを毎日観察していると犬の健康状態がわかるようになりますよ。
老犬期は体調見ながら餌を与える。消化を良くするためできればグレイン・フリーのえさを与える。
一般的に7~8歳で老犬(シニア犬)となります平均寿命までの6年間は今までの行動と違う変化が見られます。例えば睡眠時間が多くなる、散歩のスピードが遅くなる、食事量が少なくなるなど。
犬と一緒に暮らす時間はすなわち平均寿命14年位と言われていますが決して長い時間ではないので健康で生きてもらい飼い主も癒やしをもらいお互いが良かった、楽しかったと思える時間にしていきましょう。
今回は一番大事な食事(わがまま)についてまとめましたが次に大事なことはしつけです(^_^)
飼い主次第でいい子にも良くない子にもなります。