犬を飼い始めたら必ず4つの手続きをする必要があります。迎えてからになりますが子犬を連れて動物病院に行って各種手続きをしなければなりません。
何をどのようにするかポイントをまとめてみましたのでご覧ください。愛犬の健康を守ることも飼い主の責任ですので実行しましょう。
費用はは2022年の我が家でお世話になっている動物病院の料金です。
犬の登録(義務)
生後91日以上の犬は市区町村の動物管理センターに登録が必要です。登録すると「鑑札」が交付されます。
市区町村の動物管理センターおよび動物病院で手続きができます。その他に下記のケースも動物管理センターに連絡する必要があります。
《費用》動物管理センター登録料 3,000円
飼い犬が死亡したとき。
飼い犬が迷子になったとき(登録時の固有鑑札番号を伝えるとわかりやすいと思います)
飼い主の転居、飼い主の変更。
狂犬病予防注射(義務)
〈狂犬病予防法は人が狂犬病にかからないための法律です〉
生後91日以上の犬は毎年1回、狂犬病予防注射(義務)を受けなければなりません。動物病院で接種できます。接種すると「注射済票」が交付されます(お住まいの地域により異なります)
毎年春になると、市町村から狂犬病予防注射(法定期間4月から6月)の案内はがきが届きますので、そのはがき持参で動物病院で接種しましょう(お住まいの地域により異なります)
《費用》狂犬病予防注射 3,080円+注射済票交付手数料560円=3,640円
市区町村指定の動物病院であれば「犬の登録」と「狂犬病予防注射」両方まとめてできます。
実はこの「鑑札」と「注射済票」は首輪などにつけることが義務付けられています。えっ!
- 接種当日から2~3日間は安静にして、激しい運動、入浴またはシャンプーは中止です。
- もし副反応がでたら動物病院で診察になります。
「主な症状」
アレルギー反応(じんましん)
アナフィラキシー反応(貧血、呼吸困難、けいれん、尿失禁など)
一過性の副反応(食欲不振、元気、下痢または嘔吐など)
混合ワクチン接種(任意)
〈犬を伝染病から守るための注射です〉
産まれたばかりの子犬は母乳から免疫抗体をもらっていますが、生後2~3ヶ月で免疫力が弱まりさまざまな伝染病に感染するリスクが高くなりますので定期的な混合ワクチン接種が必要です。一般的には生後2ヶ月で1回、その後1ヶ月ずつ日数をあけて2回目、3回目の接種をします。3回目以降は1年ごとの接種となります。ワクチンの効果は1年間とされており100%予防できるわけではありませんが万が一感染しても軽症が期待できる。
動物病院での接種となります(混合ワクチンにも種類がありますので獣医とご相談)
《費用》予防接種6種ワクチン×3回分として15,000円(4回目から5,250円/回/年)
- 接種当日から2~3日間は安静にして、激しい運動、入浴またはシャンプーは中止です。
- もし副反応がでたら動物病院で診察になります。
- 主な症状:嘔吐、下痢、けいれん虚脱など。
- 接種から2~3週間は他の犬との接触を避ける。
- 接種できないケース
妊娠している・熱がある・寄生虫がいる・アレルギー体質など。
引用元:Zoetis(ゾエティス・ジャパン)リーフレット
フィラリア症(任意)
〈フィラリア症はフィラリアという寄生虫を蚊が運び感染します〉
この予防薬は犬の体内にいるフィラリアの幼虫を1ヶ月に1回の投薬で駆除する薬です。人間にも感染する。
動物病院で処方になります5月~11月まで(地域により異なります)
《費用》フィライア検査料1,500円、薬1,500円/回(12,000円/年)
咳が出る・元気がない・血尿・呼吸困難・食欲不振・お腹が膨らむなど
引用元:Elanco(エランコ)リーフレット
薬品名ミルベマイシンA(犬糸状虫症予防・消化管内線虫駆除剤)
まとめ
犬を迎え入れたらまずは動物病院に行くことです。予防薬は任意になっておりますが必須と思いますので必ず投薬しましょう。病気になってからでは遅いですから。
【動物病院手続きで思うこと】各手続きで行くと体重、健康状態を診てもらえるので助かりますよ。