愛犬のコーギーが亡くなったとき、火葬までの間にご遺体を冷やすことで、最期の時間を丁寧に過ごすことができます。この記事では、ドライアイスを使ったご遺体の冷却方法とその注意点について詳しく解説します。
火葬までの時間が長くなると腐敗しますので冷やしてあげましょう。
ドライアイスの役割と必要量
ドライアイスはご遺体を冷やし、腐敗を防ぐために使用されます。24時間の保冷には中型犬のコーギーで約8kgのドライアイスが必要です。小型犬なら5kg、大型犬なら10kgが目安です。ネットでの購入が安価で便利です。
コーギー24時間の保冷(目安)する場合、8kg(場所、温度、湿度などにより変わります)
ご参考まで小型犬で5kg、大型犬で10kgです。
料金はおよそ5kg で3,000円~4,00円です(ネットでの価格が安いようです)
ドライアイスの特徴
ドライアイスは二酸化炭素に圧力をかけて冷却し固体化したものです。ドライアイスは溶けても液体にならず気化しますので氷と違い溶けても濡れません。ご遺体の冷却保存に使われ火葬しても有害ガスの発生はしません。
ドライアイスの形状と使い方
- ブロック型: 長時間の利用に適していますが、小さくするには破砕が必要です。
- スライス型、ペレット型: 使用しやすく、ご遺体の冷却に最適です。メーカーによりサイズが異なります。
ドライアイス取扱注意点
- 素手で触らない: 凍傷を防ぐため、必ず手袋や軍手を着用してください。
- 破砕時の注意: タオルなどで覆い、飛び散らないようにします。
- 余った場合: 換気の良い場所で自然に気化させましょう。
ドライアイスを割るときは飛び散らないようにタオル(布)を掛けてその上から割ってください(注意)
ドライアイスを長持ちさせる方法
新聞紙で包んで発砲スチロールに入れて空気の遮断、冷凍庫に入れる。
涼しく風のないところに置く(温度、空気、湿度の環境により溶け始めます)
ドライアイスは-78.9℃でとても低く、一般の冷蔵庫は-20℃ですので一般家庭で溶かさないように保管はできません。
一般家庭冷蔵庫の冷凍室はJIS規格で-18℃以下に定められています
まとめ
コーギーのご遺体を丁寧に冷やすことで、最期の時間をきれいな状態で過ごすことができます。ドライアイスの特性や取り扱いに注意し、最適な方法でご遺体を冷やしましょう。