犬の寿命は平均約14歳で8歳となると老犬期に入ります。人間で48歳相当です。平均寿命から逆算しますと残り6年間を老犬期として暮らすことになります。
これからさまざまな問題行動が出てくる時期に入りますので、飼い主として予め情報として知って適切に対応することで、健康で長生きできるようにしましょう。
老犬期においての問題行動と対処法そして食事と運動についてまとめましたのでご参考にお読みください。
(犬種により平均寿命は異なります)
老犬期の変化と問題行動の対処法
- 視力・聴力の低下(物にぶつかる、階段から落ちる)
- 物理的にけがのしないようにする。
- 昼夜の逆転生活
- 1日で短い時間でも数回外気に触れること(光、風、音など)
- 犬の体調に合わせての行動です。
- 知育玩具を使い遊ばせる。
- 日中は散歩、遊びをして夜は早めにケージに入れて休ませましょう。
- トイレ失敗
- 定期的にトイレに連れて行く。
- トイレの連れて行く回数を増やす。
- トイレを正しく出来たときは好きなおやつをあげて覚えさせる。
- 遠吠え
- 知育玩具で遊びに集中させる。
- 散歩、遊びをして思考の活性化させる。
- 認知症の可能性があれば動物病院を受診する。
- 徘徊
- サークル内を広めにして歩けるようにする。
- ハーネス着用し行動を制限できるようにする。
- 暴飲暴食
- ドライフードはふやかして与え同量でも満腹感を得られるようにする。
- 消化吸収に負担の少ない餌を与える。
食事
餌の量は体調に応じて与えましょう。食べ残しは片付けます。認知症の症状で「過食」がありますが食べ過ぎることで「下痢」「嘔吐」をしますので給与量を調整します。
嘔吐物を食べようとするときは胃の膨張による嘔吐のため、ふやかして与えましょう。嘔吐物から遠ざかるときは体調不調ですので観察して、状態が良くないときは動物病院を受診するようにしましょう。
高齢になると嘔吐の回数が増えますので嘔吐物は片付けて安静にさせます。嘔吐直後に水、餌を与えないでくだい(嘔吐繰り返します)3~6時間断食してから水、餌を与えて嘔吐がなければいつも通りです。
コーギーのダイエット
肥満のままで老犬期に入り高齢になると、足腰の負担を招き、寝たきりの生活になりやすいため、成犬期でダイエットをする必要があります。理由は老犬期で運動量・カロリー消費率が低下するためこの時期でダイエット効果が少ないためです。
太り気味であれば食事(おやつは注意)と運動を計画的に行い早い時期に適度な体重を目指しましょう。
コーギーの病気として主に言われるのが「関節炎」「椎間板ヘルニア」などがあげられます。
コーギーの一般的な体重目安10~12Kgです
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モグワンを与えて感じたこと。
食いつきがいい(下の動画参照)
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健康で長生きをしてもらうためにはプレミアムドッグフード『モグワン』1択です!運動(散歩)
基本として犬の体調を見ながらの散歩、外出になります(散歩に行きたくないときは庭で遊ぶことでもOKです)
健康を維持する上で運動、散歩は重要で、短時間で複数回の散歩をゆっくりすることが重要です。
時間を変えたり、散歩ルートを変えたり外の刺激を与えて適度な外出をしましょう。
睡眠時間
老犬期に入ると睡眠時間が長くなり犬種によりますが18時間位睡眠しますので起きている時間はできるだけ日中外の空気を吸わせて散歩、遊びをしながら過ごして(気分転換)夕方には静かにして休ませましょう。
出来ていたことが出来なくなる
高齢になると思考力の低下、運動機能の低下などで今までと同じ行動が出来なくなりますので叱ったりしないで、ありのまま受け入れて対処することが大切です。平均寿命に近くなったらありがとうの感謝の気持ちで接すると叱ることがなくなります。人間と同じですよ。
健康管理
毎日一緒に暮らしているので観察する意識を持つことが大事です。
「体調、元気」いつも通りかどうか。
「食欲」おいしく食べているか。
「オシッコ」回数・色・量・匂い。
「ウンチ」回数・量・色・形・匂い。
「体型・体重」変化がないか。
「目ヤニ・歯垢・口臭」変化がないか。
「シャンプー」肉球・爪切り・毛のつや・トリミング